三重県探偵ブログ 嫌なことを忘れる方法!と、夫に「これ、やめて!」の伝え方!
"してはいけない"と思ってる
だけど
"してしまう"。
夫にあることをやめてほしい!
だけど
何度言ってもやめない!
子どもに何回も注意する。
だけど
やっぱり何度も繰り返す。
ダイエット中だから「食べない」と決めている。
だけど
「食べてはダメ!」「食べてはダメ!」と
思えば思うほど…食べたくなる。
👆こんな経験あるかと思います。
今日は、自分・相手の行動を"禁止"しても
実は"逆効果"である理由がわかる実験をご紹介します!
お時間があれば読んでみて下さい☻
アメリカのウェグナーという心理学者が「シロクマの実験」を行いました。
『シロクマの実験』
白くまの同じ映像を3つのグループに見せます。
そして、それぞれのグループにお願いをしました。
グループA
→「シロクマのことを覚えていて下さい!」
グループB
→「シロクマのことを考えても考えなくてもいいです。」
グループC
→「シロクマのことだけは絶対に考えないでください。」
そして期間をおき、
それぞれのグループの実験協力者に
映像について覚えているか聞きました。
映像を鮮明に覚えているのは…
いったい、どのグループでしょう?
答えは⇩
⇩
⇩
⇩
⇩
"グループC"でした。
『絶対に考えないでください』
とお願いされた人たちが一番覚えているなんて。
なんて、皮肉なことでしょう。
これを『皮肉過程理論』と言います。
このシロクマ実験は
『禁止される』と
むしろ
『やめにくくなる』
私たちは考えないように!
思い出さないように!と
禁止されると考えないように努力します。
しかし
考えないようにすればするほど
考えてしまう。
思考を抑制しようとすることが
反対に思考を活性化させてしまうということ。
このシロクマの実験で明らかになりました。
何かを考えないように
努力すればするほど
頭から離れなくなる。
という現象です。
これを家族・子ども、仕事の関わりの中で考えると
"何かを禁止"するのではなく
"実行することを伝える"ことが大事です。
※理由・メリットを合わせて伝えるとより効果的
例えば、
●子ども編
「散らかさないで😡!」
ではなく、
「使ったらここに片付けしようね☻」
●夫編
「〇〇するのやめて!何度も言ってるのに。」
ではなく、
「アナタに○○をやってもらえると、私とても助かるの。」
これは自分の場合も同じです。
嫌なことがあって
忘れれない時は、
禁止ではなく
(考えていることを否定したり反発したりしない)
今の自分自身を認める。(受け入れる)
そして、何ができるか考える。
意識することで、
自分も周りも行動や感情に変化が起こり始めます。
是非、実生活に活かしてみて下さい。